Press Release
テレフレックスメディカルジャパン株式会社
2022年4月11日
前立腺肥大症治療デバイス「UroLift® システム」を発売開始
~本邦にて初症例も実施~
テレフレックスメディカルジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ナム・リー)は、国内で初めて、前立腺肥大症に伴う排尿障害に対する植込み型前立腺組織牽引システム「UroLift® システム」を2022年4月1日より発売いたしました。
前立腺肥大症は、生産性の低下、うつ病、睡眠障害、生活の質の低下を引き起こす可能性のある厄介な排尿症状を特徴とする一般的な疾患です*1。UroLiftシステムは、BPHの低侵襲治療であり、日帰り外来手術を行うことができます*2。また、前立腺肥大症を有する男性患者の症状を早期に緩和し、患者が迅速に回復することを可能にします*3。男性は最小限のダウンタイムで通常の日常生活に戻り、性機能(※)*4-6を維持することができます*2, 3。また、UroLiftシステムは生活の質(QOL)向上に役立ちます*4。
※LIFTピボタル試験では、新たな持続性の勃起不全または射精機能不全の報告はありません。
当社会長兼最高経営責任者のリアム・ケリーは、「UroLiftシステムは、前立腺肥大症の低侵襲治療において臨床的ベネフィットを提供します。日本での販売は、前立腺肥大症に苦しむ米国外の男性がこの新しい治療法をより広く利用できるようにするという私たちの目標のもう1つのステップを示しています。弊社は、UroLiftシステムを前立腺肥大症の標準治療にするという目標に引き続き取り組んで参ります。」と述べています。
また、当社代表取締役社長のナム・リーは、「当社は、この革新的で実績のある治療法でより多くの前立腺肥大症患者さんを支援できることを嬉しく思うと共に、UroLift® システムの継続的なグローバル成長に期待を寄せています。」と述べています。
■UroLift®システムについて
UroLiftシステムは、前立腺肥大症による下部尿路症状に対する低侵襲治療です。これは、男性の100ccまでの前立腺肥大症の症状の治療に適応されます。日本では、UroLiftシステムは、前立腺肥大症に関連して排尿が困難な患者に適応されます。手術中に挿入されるインプラントは永久留置であり、前立腺組織を加熱、切断、破壊、または切除することなく、前立腺の閉塞を緩和します*2。
UroLiftシステムは、閉塞性中葉を含む広範囲の解剖に使用できます*7。これは、新たな永続的な性機能障害が報告されていない唯一の治療法です*4-6。
最も一般的な有害事象は一時的なものであり、血尿、排尿障害、尿意切迫、骨盤痛、尿失禁などがあります*3。出血や感染などのまれな副作用は、重篤な転帰につながる可能性があり、介入が必要になる場合があります。UroLiftシステムによる治療法は「経尿道的前立腺吊上術」とも呼ばれ、米国泌尿器科学会と欧州泌尿器科学会の両方のガイドラインにて、前立腺肥大症の治療として経尿道的前立腺吊上術が推奨されています。世界中の一部の市場で、30万人以上の男性がUroLiftシステムで治療を受けています*8。
【テレフレックスについて】
テレフレックスは、医療技術の提供を通して人々の健康と生活の質の向上を目指す、グローバル企業です。臨床の場で今必要とされていることを絶え間なく追求する、その使命のもと、私たちは、患者さまと医療機関のお役に立てるようイノベーションを続けています。
日本においては、泌尿器分野をはじめ、血管アクセス、インターベンションアクセス、手術分野、麻酔、心疾患治療、救急医療、など幅広くソリューションを展開しています。また、インターベンショナル・ウロロジー事業部は、泌尿器科領域における満たされていないニーズに対応する革新的で低侵襲、かつ臨床的に有効なデバイスの開発に専念しています。人々の健康と生活の質を改善し、臨床に関連した医療機器の革新的で高く信頼されるグローバルメーカーを目指していきます。企業サイト:teleflex.com.
テレフレックスは、Arrow®, Deknatel®, Hudson RCI®, LMA®, Pilling®, Rüsch®, UroLift®, Weck® といった共通の目的で結ばれている信頼できるブランドを展開しています。
<お問い合わせ先>
テレフレックスメディカルジャパン株式会社
ジャパンマーコム・エクスターナルコミュニケーション部
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